リース
リース事業では、慈恵大学及び各附属病院においてリース案件が発生した際に、当社がリース会社との窓口となって交渉をまとめた上で大学及び病院にサブリース(転貸リース)する仕組みを採用しています。
医療は装置産業ともいわれるように、慈恵大学及び各附属病院の運営にあたっては実に多種多様なシステムや医療機器等が必要となります。IT技術や医療機器の高度化が著しい昨今は日進月歩で性能が向上しており、その傾向は一層強くなっています。
大学病院として求められる高度な医療を患者様に提供するには、それら最新鋭の医療機器やIT関連のシステム等をいち早く取り入れることが必要となります。また、病院を長期的に運営していくにあたっては、老朽化した医療機器や設備の更新需要にも適切に対応していく視点が不可欠です。その際には、経済合理性の観点からリース形式をとることも多く存在します。
しかしながら、複数のリース会社との遣り取りを大学及び病院独自で行うことは、担当部署にとって大きな業務負担が発生することとなります。慈恵大学グループでは、これらの窓口を当社に一元化することにより、情報の集中管理と業務負荷の軽減を図り、最新の医療提供体制の整備を実現しています。